グリップの話

ゴルフクラブを購入して、練習してしばらくすると（勿論、練習量によりますが）グリップが磨り減ってきて、滑りやすくなってきます。あるいは、練習をしていなくても何年も放置されたゴルフクラブのグリップは、割れたり、粘り気がでてきたりして使い物にはならなくなります。

その場合は、ショップに行って交換してもらうわけですが、１本１,０００円前後のグリップを購入して、１本の交換料５００円くらいを支払います。１本だけ新品のグリップになるのは感覚的によろしくないので、１４本全てを交換したとします。すると、１４×（１０００＋５００）＝２１，０００円プラス消費税　です。

結構な値段がかかります。これだけお金をかけるのであれば、グリップについてもある程度知っておいた方がよさそうですね。


グリップには、全体がゴム製の「ラバータイプ」とそのゴムの全体に糸を入れた「コードタイプ」と、グリップの裏側というかクラブを構えた時に自分の体の方向を向いている側といいますかその半分だけに糸を入れた「ハーフコードタイプ」とあります。「ハーフコードタイプ」のグリップエンド側のさらに半分にだけ糸を入れた「クォーターコード」のグリップもあります。

そしてグリップには、サイズがあります。グリップの先の方（グリップエンドの逆側）の裏側をチラっとめくるとサイズが書いてあります。サイズの種類は「Ｌ５８」とか「Ｍ５８」とか「Ｍ６０」とか「Ｍ６２」などがあります。Ｌはレディス用、Ｍはメンズ用です。後ろの数字は、内径です。０．５８インチとか０．６０インチという意味になります。

また、数字の後ろにＲと書いてあるものがあり、これはラウンド（丸い）という意味で、バックラインの無いことを示しています。バックラインは、ゴルフクラブをかまえた時に自分の体の方向を向いている側にちょっとしたふくらみのラインを付けることで、握りがしっかりとした感じになるようにしています。

当然のことですが、パター用のグリップもあります。

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